掛け捨てタイプと貯蓄タイプはどっちが得?

これは一概にどちらが得と言うのは難しい問題です。
どちらが有利かを考えるために、まず、掛け捨てタイプと貯蓄タイプの違いについて説明しましょう。

掛け捨てタイプとは、解約したときに今まで掛けた保険料が戻らないもの(戻ったとしても少額)をいいます。保障する期間を区切っている保険や、特約がこのタイプ。保険料が戻らない分、保険料は安いという特長があります。

一方、貯蓄タイプの保険とは、満期になると積み立てたお金を受け取れたり、解約したときに払い戻し金がある保険のことです。掛け捨ては損だと考える人も多いかも知れませんが、そうとも限りません。子供の独立まで親が死亡保障を準備するなら、保険料が高額な貯蓄型の終身保険よりは10年~20年と期間を限定した定期保険が保険料も安く得な場合もあるのです。

大切なのは「どっちが得か」というよりも「どんな資金を生命保険で準備したいか」で選ぶことが大切になります。